本屋が雑誌の休刊をアイドルで知る

マリ・クレール日本版』が今月発売の9月号で休刊だそうですね。本屋の情報網なんてあらしヲタネットワークの足元にも及びません。スカスカで穴だらけ。アシェット婦人画報社のウェブサイトではお知らせのページ出版物のページでそれぞれ告知されています。日本版ということでライセンス契約終了というのが表向きの理由ですが、各報道にあるように、要は出版不況です...と言ってしまっては身も蓋もないか。私が見た中では、アサヒ・コムの記事が面白かった。

フランスで創刊され、日本版は82年に中央公論社(当時)から発刊された。99年から角川書店、03年からはアシェット婦人画報社が発行していた。
http://www.asahi.com/culture/update/0630/TKY200906300089.html

この紆余曲折(笑)。中央公論社は潰れて、99年に読売の出資によって中央公論新社になったのは有名な話。(いま、記憶にあたらしいと書こうとして10年前だということに気がついた。やーね。ディケイドイヤーじゃない)ちなみに婦人画報社アシェット婦人画報社になったのも99年です。
で、相葉さんの連載、もったいない!たった2回で終了だなんて。あれ「相葉シンクタンク」なんて、大上段に構えたタイトルじゃなくて、コピーの「相葉雅紀マリ・クレールのエディターになる」の方がよかったんじゃないかな。「シンクタンク」言っちゃうのがマリ・クレールだとしても、ハンチングにチョウネクタイ、ニッカポッカに編み上げ靴で突撃取材する相葉記者(妄想)見たいじゃないか。「僕が」なんつって、本人が書いている体なのも心くすぐられたし、は〜、あの企画、どこかで引き継がないかな。テンション上がっておりますが、職場の嵐ファンに貸し出し中ですので、引用箇所まちがっていたら失礼します。その職場の嵐ファンは遅番の女子大生なんだけど、ひと月くらい前に出たあらし表紙のジョンとガイドを私がいっしょに買ったら、あらし好きなんですか!?といきなり握手を求められました。若い女の子にそんな積極的に出られたら、おばちゃん一発で参ってしまうのだよ。しかし悲しいかな。早番と遅番の壁により、その後、距離は一向に縮まず。何より、この年でこんなに狂ってるなんて知られたら確実にどん引きだわな。マリクレは貸せてもドル誌は貸せない。