書店員の嵐な日々〜おおの編パート2

2008年2月8日発売予定、大野智作品集「FREE STYLE」を職場で予約しました。短冊書いて、発注して、ぜ〜んぶ、自分でやったんだわさ。あ〜書店員で良かった!!
しかしながら立場上、冷静な判断も必要なのだ。既に前年を上回っているカレンダーの予約数でキテル嵐を充分実感しているものの、こと嵐のリーダーの作品集となると、どーだろね。ウチの店じゃ、そんなに売れないんじゃないの?まだお客さんの予約も入ってないし〜というのが本音。とはいえ、こんな逡巡も結局役には立たないのだ。困る程の数が入荷するなんてことは、先ず以て無い。本の入荷は、配本といって本の問屋である取次が決めるので、新刊本の予約があっても小売書店としては希望数を出して、後は神に祈る。ひたすら祈る。さすがに、取次だって客注分を無視したりはしないけれど、基本的に、出版社が発売前の注文を受け付けていないから、予約といっても発売日に間に合うように用意できるかは、直前までわからないのである。何とも歯がゆいシステム!書店が大っぴらに新刊本の予約を受け付けていないのは、こういうワケです。今時期だと、スクールカレンダーが絶賛予約受付中なのは買切だから。これは出版社に返本できないので、予約したら必ず買ってくださいネ。毎年いるんです。予約して買ってくれないお客ちゃま。予約期間が1〜2ヶ月あるから、その間に気が変わっちゃうのかな?若いコは移り気よね〜
そんなこんななので「FREESTYLE」を予約しても、奥歯に物が挟まったような返答をする書店員を許してやってください。そして、こればっかりは、大きくて品揃えの良い書店(ナショナルチェーン)でのご予約をオススメ致します。